珠玉の短篇集『さいはての彼女』
読書家を自称するくせにこの著者の小説は初めて読んだ。
舌噛みそうな名前という理由だけで。
もっと早く読んどけばよかった…。
さいはての彼女とは、ナギであり、ナギの母であり、女社長であり、女上司でもあるのだろう。皆清々しい。
脇役もいちいち清々しい。女社長の秘書しかり、女上司の男部下しかり、タオさんしかり、卓郎さんしかり。
バイクのことは1mmも知らないけれどこれを読んで自分も大型バイクに乗って北海道を旅してみたくなった。…とはならないが、ナギにタンデムしてもらいたいと思ったオッサンです。
あまり小説?は読まないのですが表示されたので何となく。
短編ではありますが考えさせられて、かつ綺麗な物語でした。
もっと読みたい!!